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秘湯ハンター3   北国の春はどこよ?! スコップ持参で野湯を探せ!長野県裏苗場で秘湯作り

 春の深山に吠える温泉バカ1人、それが噂の秘湯ハンターだぜ!​ 

 

 東の山奥にサルしか知らない珍湯があると聞けばはせ参じ。西の渓谷の奥の奥、そのまた奥に岩魚と混浴出来る隠湯があるかもしれないと小耳にはさめばほふく前進してでも浸かりに行く・・・・それが「秘湯ハンター」なのだ。

  温泉のためなら残り少ない有給休暇を惜しまず使い、上司の叱咤も激励と受け取り今日もどこかの深山幽谷を手ぬぐい片手にさ迷い歩く。・・・・・嗚呼秘湯ハンターよ今日は何処まで行ったやら。

 

 

孤独のグルメか秘湯旅

  新潟県との県境にある長野県の最北地、「秋山郷」の奥の奥、そのまた最奥の中津川沿いに自分で掘って作る野湯があると「秘湯中央情報局(通称CIH)※そんな所あんの?」からの情報に「孤独のグルメ」ならぬ「孤独の秘湯」を堪能すべく私は5月の連休に愛車フレアクロスオーバーで検証致してまいりました。

 ここで少々現地情報を・・・・・・秋山郷は信濃三大秘境のひとつで日本有数の豪雪地帯、冬には積雪が3m以上になるのだそうです。そして歴史的には平家の落人が暮らしていた里でもあります。平家滅亡が「治承・寿永の乱」の1180年から1185年にかけてですからそれから一千年近くもこの様な山奥まで分け入って身を潜めていたのですから当時の討伐の厳しさは相当なものだったのでしょう。

 

カメ々走行10時間

 5月3日憲法記念日の昼12時に自宅を出発し埼玉県~群馬県へ、新潟県の国道17号線をひた走り左に苗場スキー場を見つつ苗場山を大きく左に迂回する形で湯沢から国道353に入り(ここからがヒジょーに遠かった)津南町から右に左にの連続カーブ林道を走ること30㎞、やっと目的地に着いたのが夜の10時、到着予定より遅れること何と約4時間、まさにカメ々走行(寄り道をたくさんしましたから)で現地入りいたしました。関東では25°を超える夏日が続いていますがここ秋山郷はまさかの1°、周りは残雪でいっぱいです。眼下の中津川を懐中電灯で照らしてみると雪解けで水量はマックス状態、「果たして河原に入れるのか???」と不安ではありましたが10時間近もかけて来たのだからと全ては明日の早朝に期待して対岸へ渡る吊り橋で車中泊と決めて缶チューハイとハイボールをあおり就寝いたしました。(余談ですがツマミは柿ピーでした、私的には柿の種3にピーナッツ1の割合を口に放り込むのがベストですが貴兄は・・・・・・)

 

 

こだわりだぜ、12枚コハゼ

 翌日は晴天、白い息を吐きながら6時30分に遡行の準備を開始いたします。まず足ごしらえは勿論お得意の地下足袋でこだわりの12枚コハゼ、後は寝袋ケースに手ぬぐい・三脚・ビニールを入れて肩から背負い首にカメラ、そして必携品のスコップ姿で出発いたしました。

 吊り橋を渡り川沿いを残雪道に滑らないように進むこと200mで野湯に到着、心配していた雪解けの増水で発見できないのではとの不安はありましたが気温1°の冷気の中に湯気を上げている場所を発見し思わずガッツポーズが出ます。先ずは湯船作りからと大きな石は手で退けて砂をスコップで掘ること約1時間、湯の温度を石で仕切って川水を程よく入れて約39~40度に調整完了し寝ながら足を延ばせる程度の湯船が完成いたしました。

 

早速入湯の儀!

 首まで湯につかり心地よい湯加減に10時間の道のりを癒します、隣からは雪解けの豪快な瀬音、石を枕に山を見上げると鷹でしょうか遥か上空を猛禽類特有の風をとらえた滑空飛行で獲物を物色しています。山桜も三分咲き、北国の春は始まったばかりです。

 そして思わず出てしまうのですこの言葉が・・・・・・嗚呼!極楽ゴクラクと

 ▲どうですか1時間かけた手作り湯船です、「残雪の湯」と命名いたしました。

 

▲こちらは「根びらき」といいまして暖かくなってくると木の根元の雪が丸く溶ける現象、北国の人たちはこれに春の訪れを知るといいます。

 

 

▲雪解けで増水した中津川、野湯は危険な個所も多々あります。

 

 

▲中津川に掛かる吊り橋と山の残雪、その上を鷹が飛び回るの図・・・・・・寒そうでしょ!

 

 

 

▼道路わきに積まれた丸太、山師の丁寧な仕事に脱帽      ▼山間の神社に咲く三分咲きの山桜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼雪山をバックに優雅に泳ぐコイのぼり、ここを日本一コイのぼりが似合う場所に私説認定いたしました。

 

 

▼日に4本だけの路線バス、蛭子さんと太川さん、この路線は要注意です。あっ番組終わりましたっけ?

 

ためしてガッテン!◆◆◆◆◆◆◆◆

 秘儀、遡行の足回りはこれだ!

 山道を登り渓流を遡行するのにはこの地下足袋がお勧めです。

  えっ長靴!チッチッチッ(外人風に)、蒸れるし水が中に入ると重くなり足を川さらわれるので超危険です。釣具店や登山店に渓流シューズなるものもありますが高価だし持っていくとガサばるので地下足袋がベストです。靴と違いつま先が二つに分かれているので力の入れ方を分散でき素足感があるので石への密着に優れノンスリップです。また小さく折りたためるので携行に便利で使った後も手入れが簡単・・・・と良いことづくめですなのです。

 ご同輩よ「地下足袋おじさん」になって秘湯を目指そうではありませんか。

・・・・ガッテンいただけましたでしょうか?

◆◆◆◆◆◆◆◆       ◆◆◆◆◆◆◆◆

  

 

♨ 秘湯検証報告 ♨

 

●秘湯度    ★★★

●自然満喫度  ★★★★

●入浴感    ★★★★★

●泉 色     透明無臭

●入浴料    もちろんタダ(ただし増水時は矯正休湯)

●my秘湯番付 関脇

 

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